SHC7sakiの日記

すきなことをいろいろかくとおもいます。

Zippoの調整をした話

どうもご無沙汰してます。

 

SHC7sakiです。

 

ここのところ、刑務所みたいなところにいたのであんまりブログを書けていませんでした…

 

そしてその刑務所みたいな所のお話は言えないことばっかりなのでブログにできません。

 

ゴメンネ

 

さて、本題。

 

休暇があり、実家に帰りました。

 

実家に帰ってまずやりたかったこと。

 

それがZippoの手入れ。

 

 

某オクで安く購入したハーレーダビッドソン95周年のZippoを持っているのですが、

ウィックやフリント、コットン&フェルトは普段からやっていますが

経年劣化やらなんやらでいい音は鳴らないしヒンジはがたがただし散々な状況でした。

 

という訳でお手入れ開始。

準備

使った工具や道具

・なんか細いの(写真二枚目)

・ラジオペンチ

・ゴムハンマー

・鉛筆

・板やすり

 

なくてもいいけどきれいにするもの

ピカール

・綿棒

・ウエス

使う所はこの後を読んでね。

その1 ヒンジを外そう

 

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まずは、この赤丸のところ(ヒンジ)を外します。

 

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リッド(上蓋)を開け、こんな感じの細い工具をあてがいます。

 

弱い力でゴムハンで叩くといい感じではずれます。

 

ヒンジが出てきた所で、ラジペンでひっこぬきます。

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ヒンジがひっこぬけました。

 

その2 ヒンジの穴を調整しよう

 

ヒンジが緩むと蓋がガバガバになります。

 

そうすると何が悪いって、若干あけ辛いしあのZippoのナイスサウンドがなくなります。

 

というわけで

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※写真ではネジザウルスを使っていますが、絶対に真似をしないでください。

  ヒンジに傷が入り、壊す原因になります。  溝のないラジペンとかがあると吉

 

こんな感じでかしめていきます。

 

一回力を加えるごとにはめてみてかたさをみてね。

 

この作業は最悪Zippoを使いものにしなくなる作業なので、くれぐれも注意してね。

 

いい感じにかしめたらまたヒンジをとりつけます。

 

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しっかりかしめられると、リッドがこの状態でとまってくれます。

 

ここまできて左右のガタがなくなれば成功です。

(この状態でラジペンで最終調整しても可)

 

その3 反響板を調整しよう

Zippoのナイスサウンドをもっとよくするため、反響板を調整します。

 

まず、リッドを鉛筆で叩いてみましょう。

 

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いい音が鳴りますね。これを好みの所まで調整していきます。

 

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 リッドを開くと、中にこんな板が入っていると思います。

 

思うというか、あります。

 

ここを開いたりしめたりして音を調整します。

 

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こんな感じで鉛筆をつっこみ、てこで開きます。

 

開きすぎるとリッドがしまらなくなるので注意です。

 

この作業で音の調整をすると、かなり良くなります。

 

地味な作業で嫌かもしれないですが、こだわるならここはしっかりやりましょう。

 

その4 カムを削ろう

本体の整備はこれで最後です。

 

カム(反響板を叩いてくれる部品)を削ります。

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このなんか細い工具で指してる部品を板やすりでちょっとずつ削っていきます。

 

ちょくちょく音を確認しながら削り、いいところで止めたら本体の調整は完了となります。

 

 ついでに 本体を磨こう

綺麗なボディを保つには、たまには錆を落しましょう。

 

思いの他、手の油脂などでよごれたり錆がでていたりします。

 

そこでピカール

 

エスにちょんちょんとつけて、Zippoを立てたときの横方向になでていきます。

(研磨剤なので嫌なひとはやめた方がいいです)

 

私のZippoのようにデカールが張ってある所は、水をふくませて薄めたピカールでゆっくりゆっくり研磨するのが吉です。

 

最後に、インナーをきれいにします。

 

すすがたまっているとおもうので 、綿棒でふいてあげましょう 。

 

Zippoオイルを含ませてすすをおとし、最後に無水エタノールでちょっと拭くといいです。

 

そして仕上げ。

 

本体全体にZippoオイルをぶっかけ、自然乾燥させます。

 

オカルト的ではありますが、私は毎回やっています。

 

と、いう訳で…

 

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これで手入れ完了!

 

ダメダメだった音もナイスサウンドに戻りました。

 

金属なので使っていく内にだんだんと劣化します。

 

いつまでもいい状態に戻すよう、普段からお手入れしていきたいですね。

 

それではまた。